従来の方法とは全く違う、英語発音の究極メソッド公開中!
前回の記事、【雑記】お久しぶりです!にて、 拍手と拍手コメントをいくつも頂きました。ありがとうございます。
英国英語のRを639式でどう発音するかについて、興味がおありだと捉えてよろしいですかね?
英語息の記事が未完成のままのため、実践編の形式でRの記事だけ書くだけではすみません。 (記事では英語息でのシラブルを繋げる方法までは書いていませんが、掲示板で将来登場する記事として書いています。 http://www3.rocketbbs.com/731/bbs.cgi?id=bou639&mode=res&no=605)
つまり、ちゃんとした形で記事にするためのインフラが整っていません。 だから、今回は要約だけ書きますね。それにしては結構ボリュームがあって、ごちゃごちゃしていますが。
英語息については、掲示板にしか書かれていない内容を含めて完成させるつもりです。また、簡潔な表現で理論編と実践編の構成にするため、いっそのこと、英語息を書き直そうかと思ってます。
英国英語のRを639式でどう発音するかについて、興味がおありだと捉えてよろしいですかね?
英語息の記事が未完成のままのため、実践編の形式でRの記事だけ書くだけではすみません。 (記事では英語息でのシラブルを繋げる方法までは書いていませんが、掲示板で将来登場する記事として書いています。 http://www3.rocketbbs.com/731/bbs.cgi?id=bou639&mode=res&no=605)
つまり、ちゃんとした形で記事にするためのインフラが整っていません。 だから、今回は要約だけ書きますね。それにしては結構ボリュームがあって、ごちゃごちゃしていますが。
英語息については、掲示板にしか書かれていない内容を含めて完成させるつもりです。また、簡潔な表現で理論編と実践編の構成にするため、いっそのこと、英語息を書き直そうかと思ってます。
1./r/ = /ɚː/
まず、子音である /r/ と母音である /ɚː/は全く同じ発音だということを言っておかないといけないですね。つまり、right の /r/ と bird の ir (= /ɚː/ ) は全く同じ音です。しかし日本人の耳には、とてもじゃないが、同じ音に聞こえないですよね?
それは日本語のラ行で聞いているからです。ラ行の音はどうなればラ行の音になるのか、まず
それを私が解明してみせます。これから書くことも当ブログでしか書かれていませんから、貴重ですよw
ラ行の発音方法
1.どこでもいいから舌の一部で丸みを作り、そこを振動させる。
2.1の状態で同時に下顎を下げる。
3.次に母音の音を発音する
上の3つ全てを満たして初めてラ行の音になります。
米国式盛り上がり舌のR
標準 |
省エネバージョン ※盛り上がりがないが、左のRの亜流 |
米国式そり舌のR
right の /r/ について見ていきましょう。
米国式の3つのRは1,2,3全てを満たしています。ですから日本人の耳には「ラ」が聞こえます。
次に bird の ir (= /ɚː/ ) について見ていきましょう。
米国の/ɚː/ は上記3つのRと全く同じ音です。同じ発音の仕方です。
ラ行の発音方法の1は満たしていますが、2と3は満たしていません。だから、日本人の耳には bird の ir はラ行に聞こえません。「ウー」みたいに聞こえるでしょ?
ここで実験です。bird の /ɚː/ を発音するときの仮想キャンディを同時に下に下げてください。具体的には、/ɚː/ を発音しながら少しだけ下顎を下げてください。音イメージ消して発音してくださいね。母語のラ行音の発音方法に邪魔させないためです。どうですか? 突然「ル」が現れたでしょ? 「ブルド」みたいな発音になりませんでしたか?
下顎を下げたとき、「ウ」に近い状態になります。(「ウ」の発音方法は、639式の日本語発音講座で書いていたと思います。)
だから、突然、ラ行の子音 と「ウ」が登場して「ル」みたいな音が表れたのです。
スペイン人がRを発音すると、日本人には「ル」に聞こえます。
スペイン人がpardon を発音すると、日本人には「パルドゥン」の様に聞こえます。
もう理由が分かりますね?
それと、日本人の耳に /r/ と /ɚː/ が同じ音に聞こえない理由も分かっていただけたと思います。
2.英国英語の /r/ 、/əː/
639式では、英国英語でも girl の ir 、workの or、world の or、bird の ir は米国英語同様、/r/ (= /ɚː/ ) と殆ど同じだと考えています。 少しだけ、ほんの少しだけの違いが大きな違いに見えているのです。 英国英語の /r/, /əː/ は、舌の形は 米国英語の そり舌のRに似ています。 違いは仮想キャンディの大きさです。遥かに大きいのです。 口内前部だけに収まりきらず、口内中部にまではみ出しています。英国英語の /r/
英国英語の /əː/
米国英語において、子音の /r/ と 母音の /ɚː/ の発音方法は同一であるのと同様に、 639式では、英国英語の /r/ 英国英語の /əː/ の発音方法は同一であると考えています。
(1)急激型の息で発音する英国英語の /r/
英国英語の right について見ましょう。
right 赤い部分を英語息の急激型の息で発音します。仮想キャンディは振動します。
これは特に問題ないですね。
(2)緩慢型の息で発音する英国英語の /əː/
次は英国英語の earn を見てみましょう。earn の発音は /əːn/ です。ear が /əː/ です。
earn 青い部分を英語息の緩慢型の息で発音します。緩慢型の息では仮想キャンディが振動できません。
(3)前方の音による惰性の息で発音する英国英語の/əː/
英国英語の bird について見ていきましょう。
bird 赤い部分を英語息の急激型の息で発音します。ir(=/əː/ )は 急激型で発音されたbの息の惰性で発音されます。米国英語の /ɚː/ は惰性の息でも仮想キャンディが振動できますが、英国英語の /əː/ では仮想キャンディが大きすぎて惰性の息では振動できません。だから、R性の無い /əː/ であると見なされています。 近くに英国人がいたら尋ねてみてください。bird のRを発音していると言う英国人は多いです。でも、振動しないので「英国人はRのスペルがある個所を発音しないことが多い」とか言われちゃうわけです。「R発音していないでしょ」と言われて初めて彼らは気がつきます。
(4)英国英語の /ɑː/
米国英語では/ɑɚ/、英国英語の /ɑː/ とされている音。しかし、639式では米国英語のɑɚ/と同じく、英国英語の英国英語の /ɑː/も /r/ が発音されていると考えています。
①理由1:英語は音の長さで別の音になったりしない言語。ならば、もし本当に /r/ がないのであれば、あんなに音が長いはずがない。
②理由2:仮想キャンディが後ろから前へ移動するのが体感できるから。
理由2で書いたことを一緒に体感してみましょうか。
Fervorのcar に関するページ
を見てください。そこにある英国人達の car の発音を聞いて下さい。
英国人全員(2018/9/24時点)の仮想キャンディが下記のように後ろから前へ移動しているでしょ?
(5)R部分を発音する英国発音と本当に発音しない英国発音
上記は英国発音でもスペルにRが含まれていると実はRを発音しているが
仮想キャンディが振動しないのでRを省略していると扱われているという言説でした。
でも、英国には、本当にRを発音しない発音も確かにあります。
本当にRを発音しない car はまるで「カ」というように短いです。下記の動画の英国人達が発音する car は本当にRを発音していません。
もっと正確に書くと、本当にRを発音している英国人のcar と舌の動きは同じ。だが、仮想キャンディが前に移動する前に声帯振動を止めています。だから、舌の動きはRの音を出す準備をしているけど、音が出ていない。だから、Rの部分だけ音が短くなる。当人達は指摘されるまでRを省略していると思っていません。気が付いていない。
舌の動きは同じだがR部分の音が出ていない。 |
3.語尾の最後のRの違い
英国人、米国人とでは語尾の最後に来るRについて、息の処理が異なります。
(英語息の記事を読んでいることが前提です。)
(例)car
1. | 米国人 | carr |
2. | 語尾のRを発音している(つもり)の英国人 | car |
3. | 本当に語尾のRを発音しない英国人 | ca |
赤文字:急激型の呼気で発音する箇所
青文字:緩慢型の呼気で発音する箇所
黒文字:前の音による惰性の息で発音する箇所
1は語尾のRを惰性の息で発音している途中で語尾だと分かった時、緩慢型の呼気の加速を行います。惰性の息でRを発音すると米国式のRの発音方法でも仮想キャンディの振動が弱い、もしくは振動しない。これでは語尾のRの音がでない。そこで米国人は語尾のRについては、緩慢型の呼気で再加速しています。
(例1)What am I looking for? の 最後のR
(例2)four の最後のR
2は惰性の息でRを発音しようとするが仮想キャンディは振動しない。そのため、仮想キャンディが巨大である、/α/ と /ʌ/ を兼ね備えたような音が出る。
3はRのための口内の準備は行うが、直前に声帯振動を止めてしまうので、R部分で全く音が出ていない。
4.Rの後ろに母音が続くケース
辞書によっては、/əː/ を/əː(r)/ と表記している場合があります。
これは/r/は発音してもしなくてもどちらでもいいと思っている人がいますが、間違いです。
・後ろに母音が続く場合、/əːr/ という具合にRを発音する
・後ろに母音が続かない場合、/əː/ という具合にRを発音しない
という意味です。
ここでは、後ろに母音が続くと、なぜ突然、Rが出現するのか、その謎解きを行います。
英語息では母音始まりのシラブルがあると、直前のシラブルの最後の音の途中から、急激型で発音し、強引に子音を作り出し、後続の母音始まりのシラブルを救済します。
この仕組みは、米国人、語尾のRを発音している(つもり)の英国人、本当に語尾のRを発音しない英国人の三者とも、まったく同じです。
(例)The car is mine. の "car is"部分
3者とも、Rが出現し、同じような発音になります。
赤文字:急激型の呼気で発音する箇所
黒文字:前の音による惰性の息で発音する箇所
英国式のRは急激型の呼気で発音されたときのみ、仮想キャンディが振動することを思い出してください。そのため、Rが出現します。
5.英語音声学との整合性
英語音声学のテキストでは /əː/ は /ə/ が長く発音された音だと書かれています。
/əː/ = 長く発音された /ə/ = 長く発音された /ʌ/
/ʌ/ は中舌母音です。キャンディメソッド実践者には英国英語の /əː/ は口内前部~口内中部に仮想キャンディがあるように聞こえることでしょう。(/α/ と /ʌ/ を兼ね備えたような音)
英語音声学が言っていることと違っているように思うかもしれませんが、矛盾しませんw
英語息では母音始まりのシラブルがあると、直前のシラブルの最後の音の途中から、急激型で発音し、強引に子音を作り出し、後続の母音始まりのシラブルを救済します。
この仕組みは、米国人、語尾のRを発音している(つもり)の英国人、本当に語尾のRを発音しない英国人の三者とも、まったく同じです。
(例)The car is mine. の "car is"部分
3者とも、Rが出現し、同じような発音になります。
1. | 米国人 | carr is |
2. | 語尾のRを発音している(つもり)の英国人 | carr is |
3. | 本当に語尾のRを発音しない英国人 | car is |
赤文字:急激型の呼気で発音する箇所
黒文字:前の音による惰性の息で発音する箇所
英国式のRは急激型の呼気で発音されたときのみ、仮想キャンディが振動することを思い出してください。そのため、Rが出現します。
5.英語音声学との整合性
英語音声学のテキストでは /əː/ は /ə/ が長く発音された音だと書かれています。
/əː/ = 長く発音された /ə/ = 長く発音された /ʌ/
/ʌ/ は中舌母音です。キャンディメソッド実践者には英国英語の /əː/ は口内前部~口内中部に仮想キャンディがあるように聞こえることでしょう。(/α/ と /ʌ/ を兼ね備えたような音)
英語音声学が言っていることと違っているように思うかもしれませんが、矛盾しませんw
仮想キャンディが大きすぎて、口内中部にまで及んでいます。だから、音声学の専門家には口内中部にまで及んでいる仮想キャンディを検出して中舌母音であると判断しているのでしょう。
はっきり言って、前舌母音、中舌母音、後舌母音の聞き分け能力において、キャンディメソッドは英語ネイティブの耳の性能を超えているのです。実際、キャンディメソッド実践者は、米国式の盛り上がり舌のRと米国式のそり舌のRを聞き分けできるでしょ?仮想キャンディの位置が違うのが判る。米国人の英語ネイティブでさえ、その二つのRの聞き分けはできません。
英国英語のRの中には、舌が上歯茎にタッチして発音するものがあります。そんな発音が発生する理由はもうお分かりですよね? そう、英国英語のRの仮想キャンディが巨大だから、舌が上歯茎に触れる場合もあるんですね、きっと。ただ、それだけのこと。
他にも上述の内容には、英語音声学で知られた現象が沢山含まれています。
この639式の英国式のRの言説は、それらの現象を全て単純な理屈で説明するために分析・考案・実験・開発されました。だから、英国式Rに関する英語音声学の知見と矛盾しないはずです。
さて、長々と書いてしまいましたが、いかがでしたか?
はっきり言って、前舌母音、中舌母音、後舌母音の聞き分け能力において、キャンディメソッドは英語ネイティブの耳の性能を超えているのです。実際、キャンディメソッド実践者は、米国式の盛り上がり舌のRと米国式のそり舌のRを聞き分けできるでしょ?仮想キャンディの位置が違うのが判る。米国人の英語ネイティブでさえ、その二つのRの聞き分けはできません。
英国英語のRの中には、舌が上歯茎にタッチして発音するものがあります。そんな発音が発生する理由はもうお分かりですよね? そう、英国英語のRの仮想キャンディが巨大だから、舌が上歯茎に触れる場合もあるんですね、きっと。ただ、それだけのこと。
他にも上述の内容には、英語音声学で知られた現象が沢山含まれています。
この639式の英国式のRの言説は、それらの現象を全て単純な理屈で説明するために分析・考案・実験・開発されました。だから、英国式Rに関する英語音声学の知見と矛盾しないはずです。
さて、長々と書いてしまいましたが、いかがでしたか?
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※この頃はまだ639式開発前で従来の発音方法に毛が生えたようなレベルでした。
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