従来の方法とは全く違う、英語発音の究極メソッド公開中!
1.Lesson 24 喉を響かせる場所が決め手
【l】、【r】
(1)Rの音が喉で作られるという記述
・これには同意できません。口内で作られたRの音が喉にも響くのです。この本全般に言えることですが、口内でどのように音素を作り出すかを軽視しすぎです。実質、本にどうやって発音するのかが殆ど書いてありません。
・「Rを発音するために舌を動かす必要はありません。」だから、Rの音は「ゲップエリアで発音する」という論理展開が本で行われています。これは正しくないです。口内の舌の形・動きだけに着目するから誤解が生じるのです。口の中の頬の筋肉の動きは全く考慮されていないようですね。
・舌と頬の内側の筋肉の両方を全く動かさないで、そのRは発音できない筈です。
2.Lesson 25、26 どうしたらよけいな音を足さずに発音できるでしょうか(1)、(2)
【SH】、【CH】
(1)どうしたらよけいな音を足さずに発音できるでしょうか?
原因の一つは、日本語の音の影響で余計な音が付いてしまいます。従って、最善策は日本語の音で代用しようと考えないことです。この本の多くの説明を否定してしまいますがね。
3.Lesson 27 大切なのは舌の位置や角度ではありません
【th】、【th】
(1)誤字? それとも新しい主張?
・thanks の母音が 【eI】(/ei/)だと書かれています。
4.Lesson 28 ブルブル凧が発音の決め手
・特にコメント無し
5.Lesson 29 日本語にもあります。
グループ子音
(1)ありません!
(2)TSU
・「ひらがなで書くと1音に思えるツですが、実は、T, S, Uという3つの音からなります。」
↑
違います。スペルで欧米言語に無理やり合わせ TSU とローマ字で書いているだけの話。日本語のツには S音は存在しません。ツは口内の天井の真ん中で発生する破裂音です。そんな場所でS音は作れません。
6.Lesson 30 母音は音の中間から発音し始めます
【Er】、【Or】
(1)【Er】
・本に書かれている【Er】の方法で、この音を作ることができませんでした。
・CDの音声と本の説明が一致していません。CDの音声を聞くと口内の後ろ側で音が作られていますが、本に書いてある方法は /e/の音を使う方法であり、口の前部を使う方法です。
やっと個別の音の章が終わりました。
これまでの感想を書きます。
(1)「喉発音」という考え方自体は画期的。声が変わります。
※理論は全く違いますが、「最大の日本語訛りの克服」の実践方法と似ています。
(2)個々の発音の章は、正直納得できません。
理由は
・書いてある通り、喉発音を重視して試行錯誤してもネイティブの発音にならなかった。
・日本語の音を改良して英語の音を出そうという試みが多いが、理屈的にも実際に試した結果でも
やはり無理がある。
・原因と結果の分析がおかしい。物事には原因と結果があります。音を作る原因である事柄である具体的な発音方法が軽視され、殆ど本に書かれていません。口内で作られた音が喉に響くのですが、本ではそれが原因だと主張しています。
大体、第1回目のレビューでの第一印象通りでした。
次からは、いよいよ「3ビート」です。期待していますよ! マジで。
← 【書籍「英語喉」レビュー】第13回 【書籍「英語喉」レビュー】第15回 →
【l】、【r】
(1)Rの音が喉で作られるという記述
・これには同意できません。口内で作られたRの音が喉にも響くのです。この本全般に言えることですが、口内でどのように音素を作り出すかを軽視しすぎです。実質、本にどうやって発音するのかが殆ど書いてありません。
・「Rを発音するために舌を動かす必要はありません。」だから、Rの音は「ゲップエリアで発音する」という論理展開が本で行われています。これは正しくないです。口内の舌の形・動きだけに着目するから誤解が生じるのです。口の中の頬の筋肉の動きは全く考慮されていないようですね。
・舌と頬の内側の筋肉の両方を全く動かさないで、そのRは発音できない筈です。
2.Lesson 25、26 どうしたらよけいな音を足さずに発音できるでしょうか(1)、(2)
【SH】、【CH】
(1)どうしたらよけいな音を足さずに発音できるでしょうか?
原因の一つは、日本語の音の影響で余計な音が付いてしまいます。従って、最善策は日本語の音で代用しようと考えないことです。この本の多くの説明を否定してしまいますがね。
3.Lesson 27 大切なのは舌の位置や角度ではありません
【th】、【th】
(1)誤字? それとも新しい主張?
・thanks の母音が 【eI】(/ei/)だと書かれています。
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・「ひらがなで書くと1音に思えるツですが、実は、T, S, Uという3つの音からなります。」
↑
違います。スペルで欧米言語に無理やり合わせ TSU とローマ字で書いているだけの話。日本語のツには S音は存在しません。ツは口内の天井の真ん中で発生する破裂音です。そんな場所でS音は作れません。
6.Lesson 30 母音は音の中間から発音し始めます
【Er】、【Or】
(1)【Er】
・本に書かれている【Er】の方法で、この音を作ることができませんでした。
・CDの音声と本の説明が一致していません。CDの音声を聞くと口内の後ろ側で音が作られていますが、本に書いてある方法は /e/の音を使う方法であり、口の前部を使う方法です。
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(1)「喉発音」という考え方自体は画期的。声が変わります。
※理論は全く違いますが、「最大の日本語訛りの克服」の実践方法と似ています。
(2)個々の発音の章は、正直納得できません。
理由は
・書いてある通り、喉発音を重視して試行錯誤してもネイティブの発音にならなかった。
・日本語の音を改良して英語の音を出そうという試みが多いが、理屈的にも実際に試した結果でも
やはり無理がある。
・原因と結果の分析がおかしい。物事には原因と結果があります。音を作る原因である事柄である具体的な発音方法が軽視され、殆ど本に書かれていません。口内で作られた音が喉に響くのですが、本ではそれが原因だと主張しています。
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※この頃はまだ639式開発前で従来の発音方法に毛が生えたようなレベルでした。
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