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「理論編第2部 ボイストレーニングを自宅で始めよう」P.30~P.31上段についてレビューします。
この部分は、3人の著者のうち、松澤氏の担当です。


変更履歴
2009/08/10:ギターの写真追加、第4回へのリンク追加

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英語業界の悪習ですよね?。誰かが今までにない方法論を唱え、注目を一度浴びると、後に続く人は、それが正しいかどうかを検証しないで、声高に叫ぶ傾向が特に強いですね、この業界は。だから、間違った事が何十年も「常識」として定着してしまい、学習者の害になっています。
英語を聞き取れない原因を周波数のせいにしたり、顎の下げ方と唇の形に着目した発音メソッド然り、英語にはボイトレと腹式呼吸が必要という言説然り

----------- p.30から引用    Start --------------
英米人は幼少時から英語を話すうちに、強くひびく声を自然に身に付けていきます。
英語を話すには、強い息が必要だからです。息のエネルギーが強いので、音は自然に胸で共鳴します。
----------- p.30から引用    End   --------------


松澤氏は、何を仰っているのでしょうか?訳がわかりません。これを理解できる方、いますか?
①英語を話すには強い息が必要だ。
        ↓
②息のエネルギーが強いので、音は自然に胸で共鳴する。
        ↓
③だから、英米人は、強く響く声を自然に身に付けている。

②は明らかに間違いでしょう。
日本人が大声を出すと、当然、息のエネルギーは強いでしょう。その状態で、英米人の様な響く声になりますか?
日本人のアナウンサーもボイストレーニングを受けた人達ですが、彼らの声は、英米人の声と同じですか? 同じに聞こえるのですか??
日本人のアナウンサー、声優の声量はもの凄いですが、それは、声帯の振幅を大きくしている、つまり、大きい声を出しているだけであって、英語ネイティブのような声質とは全然違いますよ。


英語ネイティブの響く声と息の強さは無関係ですよ。
英語ネイティブの声は、小声でも響きますよ。この時、当然、息の強さは弱いですよね?
松澤さん、いいですか?大きな声でも小さな声でも響く声もあれば、大きな声でも小さな声でも響かない声もあります。

英語の学習に、ボイトレ・腹式呼吸を取り入れたい業者の方は、次の事をいい加減に理解すべきです。

①響く声とは、必ずしも大音量ではない。小声でも響く。
②響く声とは、声質のトピックです。
③声質と、息の強さ・大音量の声とは無関係です。



日本人の声はエレキギターに、英語ネイティブの声はアコースティック・ギターに例えることができます。


エレキギターの音は、弦が振動することによって発生する音です。アンプに接続しなければ音が小さいです。
また、響かない音で、音色は尖った印象があります。
(フリー素材サイト「morgueFile」の写真を使っています。)



アコースティック・ギターは、倍音成分を多く含んでおり、豊かな音色を奏でます。音も響いています。
(フリー素材サイト「morgueFile」の写真を使っています。)




「アンプに接続しないエレキギターの音色は響かない。響く音にするために、弦を思いっきり強く弾こう。」


こんなことを言う人が居たら、頭がおかしいと思うでしょ? 残念ながら同じことを松澤氏は主張します。
「響く声」とは文字通り、響いている声のことなんですよ。辞書を見れば、「響く」の意味は、「反射して聞こえる。反響する。」と書いてあります。

アコースティック・ギターには、音を響かせるための、空間が在ります。
音を反射・反響させる空間があるから、アコースティック・ギターは響くのです。弦を強く弾いているからではありません。

人間の声も同じです。
反射・反響させるための空間を使えれば、声は響きます。そうでなければ、声は響きません。
英語ネイティブのような響く声質にするには、日本人が使いこなせていない空間を使えるようにすることです。
この私の考えは、声楽の共鳴理論から見ても、間違っていないはずですよ。

「英語を話すには、強い息が必要だからです。」という間違った考えは、徹底的叩いておく必要があります。
何故なら、日本人が英語ネイティブの様な響く声を身に付ける上で、「強い息」なんて意識したら、身につくものも身につかなくなるんですよ。
松澤さん、貴方は、読者が英語ネイティブの様な響く声に決して成らない呪文を、一番最初に唱えたのです。分かってないでしょ?



----------- p.30から引用    Start --------------
ボイトレ(ボイストレーニング)というとオペラ歌手や役者、声優、アナウンサーなど、
専門家が行うものというイメージがあります。
----------- p.30から引用    End   --------------


「イメージがあります」じゃなくて、実際にそうでしょ!
一般人がボイストレーニングを行う必要があると考える方が異常です。

声楽を起源とするボイストレーニングは、大きな声を安定的に出す技術ですよね?
大きな声を安定的に出す必要性がある職業は、オペラ歌手、役者、声優、アナウンサーなどです。
英語を話したい一般人に大きな声を安定的に出す技術が必要ですか? 必要無いですよ。
英語ネイティブの一般人が、無自覚に、ボイトレや腹式呼吸の技術を身に付けているのなら、英語圏にボイストレーニングを商売にするプロがいるはずないでしょ?
英語ネイティブ一般人がやっていないことを、英語を学ぶ日本人が行う必要がありますか? ないですよ。


----------- p.31から引用    Start --------------
ボイトレでいちばん注意すべきことは、結果を焦らないことです。
(中略)
ボイトレも1週間徹底的にやったからできるようになる、というものではありません。
腹式呼吸や、肺活量の強化などは、半年?1年後の達成をめざして毎日少しずつトレーニングすることが成功のコツです。
----------- p.31から引用    End   --------------

効果が出ないことを告白しているようにしか、私には思えませんね。
効果が出るまでに半年?1年もかかるのですか? それまで効果が出ることを期待してはダメと。

読者の問題ではなく、教える側(=松澤氏)に問題があるということに気がついて欲しいですね。
何かを身に付ける上で、半年も1年間も上達が見られない方法論は、方法論自体が間違っているんですよ!

私も独自の発声法メソッド「英語鼻」を提唱していますが、このメソッドの実践者は、3日以内に響く声を身に付けられています。一番早い人で30分でした。
これが根拠です。




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